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貼り紙をしてもなかなか伝わらない

志英塾
10月9日
読了時間: 5分

ーー 志英塾が抱えている、ちょっと切実な悩み ーー


塾を経営していると、勉強のことだけではなく、生徒さんたちの何気ない行動からいろいろなことを考えさせられます。

今日は、その中でも、以前からずっと気になっていることについて書いてみようと思います。


少し恥ずかしい話なのですが……

志英塾には、以前からちょっとした悩みがあります。

それは、「共用トイレの使い方」 です。


「そんなことまでブログに書くの?」と思われるかもしれません(笑)。

でも、当塾にとっては実は笑って済ませられない部分もあります。


志英塾はテナントビルの中にありますので、生徒さんたちは教室だけでなく、同フロアの共用トイレを利用します。

そして、これが一度や二度ではなく、以前から時々起こるのです。


使用後に、

  • 照明がつけっぱなし

  • 洋式トイレの便座のフタが開いたまま

  • トイレットペーパーの先端が、床につきそうなほどダラ~ン……

  • 扉がきちんと閉まっていない

  • 手洗いの蛇口が完全に閉まっておらず、水が出たまま

そして……

  • 使用後にトイレを流していない。これはもう…… ← 重大事件です!(笑)


いや、本当に。

「トイレを使ったら、最後に流す。」・・・これは、さすがにお願いしたいところです。

もちろん、私達も何もしてこなかったわけではありません。

その都度、気になることがあれば「こういうことに気をつけてほしい」という注意書きを貼ってきました。

しかも「これなら絶対に目に入るだろう!」と思うくらい文字を大きくしたり、目立つ色を使ったり、当塾なりに「これで気づいてくれるだろう」、「これで少しは改善するだろう」と思って貼っています。


ところが……

それでも、なかなかなくならない。

そして、ここで私達は少し切実な気持ちになります。

「どうしたら、ちゃんと伝わるんだろう?」と。


こちらからすると「こんなに大きく書いてあるのに」、「こんなに目立つ色にしているのに」

と思います。

でも、どうやら、

「目に入ること」と「自分への注意として受け止めること」は、同じではないようです。

・・・これには、塾長も、経営者であるオーナーも考えさせられます。


もしかすると、子どもたちは「できない」のではなく、

「最後に自分で確認する」という習慣が、まだ十分に身についていないのかもしれません。


例えば、自宅のトイレが人感センサー付きの照明なら、電気を消すことを意識しなくても済みます。

自動洗浄機能が付いていれば、自分で「流す」という動作をしないこともあるでしょう。

家族がトイレットペーパーを整えてくれていたり、蛇口が開いていれば誰かが気づいて閉めてくれたりすることもあるかもしれません。


だからこそ、自宅では困らないことが、自宅の外では困ることがある!

私達は、ここを子どもたちに伝えていく必要があるのではないかと思っています。

家の外では「誰かがやってくれる」とは限りません。

だから、

「自分が使ったものは、自分で確認する。」

「自分が使った場所は、最後に一度振り返る。」

そんな習慣を身につけてほしいのです。


トイレを使ったら、

「ちゃんと流したかな?」

「電気は消したかな?」

「蛇口は閉まっているかな?」

「扉は閉まっているかな?」

「次に使う人が困らないかな?」

と、一度だけ確認する。

ほんの数秒です。

でも、その数秒が大切なのだと思います。


そして、今回のことで、もう一つ私達が考えさせられたことがあります。

それは、「伝えることの難しさ」 です。

私達は、「これだけ大きく書けば伝わるだろう」と思っていました。

でも、実際には伝わっていない。

これは、塾で勉強を教えることにも通じるところがあります。


先生が「ちゃんと説明した」と思っていても、生徒が「ちゃんと理解した」とは限りません。

「伝えた」と「伝わった」は違う。

これは、私達も改めて考えさせられることです。

だから、これからも「どうしたら伝わるのか」を考えていきたいと思います。


ただ……

その一方で、保護者の皆さまにも、少しだけご理解いただけたら嬉しいことがあります。

志英塾では、勉強を教えるだけでなく、

「自分のことは自分でする」

「自分が使ったものは、自分で確認する」

「次に使う人のことを考える」

ということも、子どもたちに身につけてほしいと思っています。

決して、完璧な子どもになってほしいと言っているわけではありません。

失敗することもあります。忘れることもあります。

だからこそ、その都度「次はどうすればいい?」と一緒に考えていきたい。


今回のトイレのことも、私達が生さん徒たちを責めたいから書いているのではありません。

むしろ、

「どうすれば、この子たちにちゃんと伝わるんだろう?」と、私達自身が悩んでいるから書いています。

そして「こんなことで困っている塾もあるんだな」と、少しでも知っていただけたらと思っています。


もし、ご家庭でも「言っても、なかなか直らない」、「何度言っても忘れてしまう」

ということがあれば……

もしかしたら、私たち塾側が抱えている悩みと少し似ているのかもしれません。

子どもたちに伝えることは、簡単ではありません。

だからこそ、家庭と塾がそれぞれの立場で、同じ方向を向いて声をかけていくことが大切なのだと思います。

……とはいえ、

「トイレを流す」くらいは、できれば貼り紙なしでお願いしたいですけどね(笑)。

今日も志英塾は、勉強だけではなく、日々の小さな出来事からも、子どもたちと一緒にいろいろなことを考えています。


あっ、ちなみに・・・


いつもこの共用トイレの掃除をしているのは、オーナーです。

(塾長が「指導報告書」を入力している間に行っています)

 
 
 

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