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「動き出す浮世絵展」in 広島

志英塾
8月11日
読了時間: 4分

更新日:8月24日

お盆スペシャル・・・と言う訳ではありませんが、珍しく連日の更新です(本日は「長編」です)


7月30日(木)(当塾休業日)に広島の「NTTクレドホール パセーラ11F」で開催されている『動き出す浮世絵展』に行って来ました。

葛飾北斎、東洲斎写楽、歌川国芳、歌川広重、喜多川歌麿などの作品の展示(復刻版を含む)をベースに一部の作品を3DCGやプロジェクションマッピングで動画にして立体的に展示が行われています。

場内は動画を含め、すべて撮影OKです。


歌川国芳作『宮本武蔵の鯨退治』のデジタルアート展示

最初のカーテンをくぐると、歌川国芳の『宮本武蔵の鯨退治』のデジタルアートに迎えられます。

フロアの足元まで魚が泳いでいたり、巨大な鯨やタコが迫ってきたりしてまるで自分が海の中にいるような感覚に包まれます。

約8分間の動画ですが、オーナーはこの撮影中、軽い船酔い状態になってしまいました。

普通に座って観覧するのは何の問題も無いのですが、カメラレンズやスマートフォンのディスプレイ越しに撮影すると、自分が乗った船が荒波の中を進んでいるように景色(特に海面)が大きく揺れるので、これからお出掛け予定の特に三半規管が弱い方は要注意です。

(そう言えば、もう20年以上前の話になりますが、熊本県の天草に旅行に行って、ドルフィンウォッチングを楽しんだ時は、船上から携帯電話でイルカの群れを撮影していた塾長が船酔いしてグロッキーになったことを思い出しました)

通常の展示作品では、日本人なら誰でも知っている或いは美術や歴史の教科書で一度は見たことがある有名作品(復刻版を含む)から、初めて目にする作品まで約300点が展示されています。

左の葛飾北斎の『富嶽三十六景 神奈川県沖浪裏』や通称「赤富士」と呼ばれる『凱風快晴』は超有名ですよね。


会場内は「藍」・『麗』・『豪』・『彩』・『遊』・『眺』・『錦』・『瀧』・『雅』の9つのコンセプト別にゾーニングされており、それぞれのコンセプトに適した作品が展示されています。


山口県にゆかりの在る作品も展示されていましたよ。

歌川広重作の『周防岩國錦帯橋』です。

錦帯橋は葛飾北斎や歌川広重などの有名な絵師達によって多く描かれており、左の3枚目の作品は山口県人なら一度は原作を目にしたことがあるかもしれません。

原作は山口県立萩美術館・浦上記念館などに所蔵されています。


ただ作品を鑑賞して感動に浸るだけでなく、これらの作品が描かれた時代背景や歴史なども併せて深〜く学ぶことができるので、当日は猛暑日でしたが、行って良かったと思いました。


なお、これより、当日「感動したこと」と「驚いたこと」の2点を綴ります。


【1点目】

会場の出口直前に展示されていた葛飾北斎の作品横に葛飾北斎の生涯が簡単に記されていました。

彼が生き抜いた江戸時代の日本人の平均寿命が40歳位と言われる中で、彼は90歳まで生きた長寿でしたが、亡くなる直前にこのような言葉を残しています。


「翁死に臨み、大息し天我をして十年の命を長ふせしめはといひ、暫くして更に謂て曰く、天我をして五年の命を保たしめは、真正の画工となるを得へしと、言吃りて死す(天があと10年、いや、あと5年の命をくれたなら、本物の絵師になれる」


我々が良く知る「富嶽三十六景」の作品のほとんどが70歳を過ぎて以降の作品だそうです。

80歳にして自宅が火事になり、このとき筆だけを持って命からがら逃げ出したそうですが、何歳になっても「探究心」や「向上心」を持ち続けていたことに感動しました。


【2点目】

当日はお昼前に広島に到着し、平和記念公園近くの有料駐車場に駐車し、会場近くでお昼ご飯を済ませてから展示会場に向かいました。

当日の駐車時間は4時間半ぐらい・・・でしたが、さすが広島中心部!駐車料金が3,600円!

いやぁ〜、高いっすね〜、広島!

広島カープの試合観戦の際に利用する広島駅周辺の駐車料金とも比べものにならないくらい高いわ〜〜〜

昨年大阪に行ったときに、新山口駅近くの有料駐車場に1泊駐車(28時間くらい)しましたが、料金が確か1,600円だったか、1,900円だったと記憶しているので、都会の駐車料金恐るべし!


 
 
 

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